ドラゴンクエスト1において、悪の権現である竜王が勇者に行う有名な問いかけがあります。「世界の半分をお前にやるから、わたしの配下にならないか」という旨のそれに、Yesと答えたがために、闇に包まれてしまったアレフガルドが舞台。
 土を崩して木を切り倒し、手に入る素材を組み合わせて街を作り世界を復興しようというゲームです。「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」。

 ジャンルは、ブロックメイクRPG。何じゃそりゃって思いました。

 この世界にあるものは、大体壊せます。壊せないものも、より強靭なハンマーや武器を作れば壊せるようになります。たとえば足元を崩せば土のブロックが手に入り、それを積み上げて壁を築き別の素材で作ったドアと明かりを設置すればアラ不思議、建物の出来上がり。
 それを繰り返して世界を少しずつ復興させていきます。

 土のブロックや、小さい花びら、木材などは素材と呼ばれ、それらを組み合わせると冒険に必須の傷薬や武器はもちろん、椅子やツボといった家具類に、木の壁や扉といった建具まで作れます。それを自由に設置して思い通りの街を作るのが、こんなに楽しいとは思いませんでした。
 ゲーム内では街の住民から小さな依頼を受けるのですが、それに応えていくと少しずつ話が進みます。
 そんな中、何故世界は闇に包まれたのか、竜王が人間にしたこととはといった、謎が少しずつ明かされていくのも楽しいです。

 世界の探索と素材の収集、街作り……個性的な住民たち……そこに加わるのは、歴代ドラゴンクエストの音楽たち!

 第2章にあたるリムルダール編にて、ドラクエ4より「勇者の故郷」が流れたときは一種の感動を受けました。第1章ではドラクエ1より「アレフガルド」の曲でしたので、まさか編が進めば曲も変わるだなんて!
 もしサウンドトラックが発売されたら欲しいですよこれ。

 世界の復興もシナリオも無視し、本当に自由に街づくりが出来る「フリービルドモード」も搭載しています。本編を遊び終わったら、こちらもちょっと手を出そうかなと思う次第です。
 まずは闇に包まれたアレフガルドの謎を解き明かすのに全力を注ぎますけれど!