ゲームアーカイブスで配信されていたので、それでプレイを始めた作品です。
 PSソフト「サガフロンティア」。サガシリーズの7作目(多分)で、ロマンシングサ・ガ3の続編にあたります。とある攻略本では、「ロマンシングサ・ガ4として開発された」という秘話も載っていましたっけ。
 ちなみにもともとのプラットフォームはPSです。

 主人公は7人います。
 それぞれの主人公に沿ったメインイベントと、主人公を選ばないサブイベントで構成されていて、一応「フリーシナリオRPG」となっています。一応、としたのは、主人公によってはメインイベントが多いのもいるからです。
 それでも、このゲームは十分に魅力的です。

 私がこのゲームの楽しみ方として紹介したいのは、やはり、7人全員のシナリオをクリアすることでしょう。他の主人公たちとも少しずつ絡み合いながら、独立した7つの物語が綴られていきます。どのキャラから初めてもいいので、まるで連作短編小説を読んでいるような楽しみになります。……そう、短編!一つのシナリオは、数時間でクリアできる短さです。
 もちろん、サガシリーズなので、技の閃きやアイテム収集、ステータス上げなど、毎度同じ皆やりこみ要素は今回もしっかり存在します。ですから、好きなだけ時間を掛けてクリアしていくことも可能でしょう。また、人にとっては、一本一本のシナリオが短いことを逆手に取り、タイムアタックに挑戦する人もいます。それもまた、楽しみ方の一つだと思います。

 やりこむも物語を追うもアイテムを集めるも、結局プレイヤーそれぞれの好きにプレイできるという点が、このソフトの最大の魅力なのかも知れません。

 どうでもいいですが、私がお気に入りの編はアセルス編です。
 妖魔と人間のハーフという微妙な存在になってしまったアセルスは、どちらでもないという自分の中途半端さに苦悩しながらも、強大な妖魔の君オルロワージュの元から逃げ出します。逃避行の末に彼女の選んだ結末は……プレイ状況によって、3種類に分かれるのですよ。
 人間に戻すも、純粋な妖魔にするも、半妖のままにするも、すべてプレイヤーの、プレイ中の行動次第!素敵じゃないですか!
 あと、賛否両論なエンディングで有名なブルー編も、私は好きです。
 ゲームでは魔術師を使うのが大好きだ、という人にはオススメですよ。