銀の画鋲ホテルローヤル

2014/03/12

STEINS;GATE

 STEINS;GATE

 「シュタイン」はドイツ語で運命、ゲートは英語で門を指す。

 ドイツ語と英語のごちゃ混ぜになった造語をタイトルに冠したこのアニメ、旦那がDVDを借りてきて一気見しているのを横目で見ているうちにハマりました。
 いやぁ、どこによい作品との出会いが転がっているかって、本当に縁ですね。あるいは妙縁奇縁?

 ひょんなことからタイムマシンを発明した主人公たちが予期せぬ運命に巻き込まれていくという物語。ゲーム原作のアニメです。タイムトラベル、タイムリープ(この作品の造語で、記憶だけ過去に送ること)、世界線(いわゆるパラレルワールド理論)など、もともとタイムトラベルの概念が好きな私にはとても面白いアニメです。
 それに、はじめのころのほんの些細な行動が後々思いもしない結果をもたらしたり(それをバタフライ効果というそうです)と、全部見終わった後にまた初めから見たいと思うほどです。私の場合は、アニメを見たあとに、原作をプレイしたいと思いましたけれど。

 主人公は、タイムリープを行っても主観、記憶を失わない特殊能力を持っています。それゆえの苦悩は見ていて胸が痛くなりますが、だからこそ未来を変えることも彼なら出来るのかなと、希望を常に以て行く末を見守っていました。
 とはいえ、佳境に行けばいくほど話が大きくなっていくので、一体どうやって収束させるのだという余計なお世話的な不安も持つことになるのですが。

 時を超える、時を扱う、数ある作品の中で、私のお気に入りの一つです。
 これはゲームが原作なのですが、機会があればぜひそちらもプレイしてみたいものです。


misano414 at 06:00│【その他】 
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