ゲーム/Switch
2021/12/15
牧場物語 オリーブタウンと希望の大地
牧場物語シリーズ最新作「オリーブタウンと希望の大地」の紹介です。
発売当時は色々賛否両論巻き起こっていたこのゲームですが、わたしは最初から好きでした。
システム的なものから。
荒れ放題の敷地を開拓して、そこで得た枝や草という素材を集めて牧場設備を整えて、徐々に発展させていくという流れです。早々にスプリンクラーが手に入るため、じょうろを一段階も鍛えることなく、オートメーション化した畑を作れたことが、まず楽でよかったです。スラデューバレーしてるみたいだなって思いましたけど。
素材を集めて何がしか作るので、開拓作業が無駄にならないのもいいです。そして、それぞれの行動にスキルレベルがあるので、本当に無駄がない。鎌を鍛えてその辺の草を刈る作業自体も、爽快で楽しいですし、もっと道具を鍛えようというモチベーションにもなります。
次、交流面。
今回も再会のミネラルタウンに続き、同性婚があります。婚礼衣装が男女問わず好きなものを選べる上、花嫁衣装にドレススーツがあったりと、その辺の配慮が今風だなあと思いました。好きです。同性婚した場合の子供の授かり方も、いい感じにファンタジーで良いと思いました。
住民同士のイベントが充実しているなという印象です。恋愛候補が絡むものから、絡まないものまで。ジャコポが関係するものは特にコメディタッチなものが多いですね。主人公は喋りませんが、選択肢から鑑みるにやっぱりちょっとズレてるようで、そちらも可笑しくてよいです。
そうそう、今回、何をあげても友情度や愛情度がマイナスにならないので、仲良くなるのも今までの作品よりは楽です。
恋愛候補の中では、わたしはイオリが好きです。次点がイリス。
今作、有料DLCがあります。
これを買うことで、過去作の恋愛候補と恋愛することが可能になるので、好きなキャラがいる方は試してみてはどうでしょうか。わたしはこれでイリスと結婚しました。
既に結婚していても、離婚も可能なので、セーブデータ分けずに恋のし直しが出来るので、そんなに労力もないです。まあ、倫理観的にどうなんだって話はさておいて。
だいぶ遊びやすいですし、開拓メインでも交流メインでも楽しい作品でした。
2021/12/08
きみのまちポルティア
行方不明になった父が残した、ポルティアという街の作業場を引き継いで、街一番のビルダーになろう!というシミュレーションゲーム「きみのまちポルティア」の紹介です。
ビルダーというのは、素材を集めて色々な物を制作する職業の用です。いわゆるクラフト系ゲームですね。一応、農業や畜産も出来ますが、実際はとにかくあちこち冒険して、素材を集めて、街の人々の依頼するアイテムを作って納品しての繰り返しです。その途中で、人々と交流して友達になったり、新しいクラフトレシピを発見したり、街の施設を少しずつ拡充していったりと、色々なことが起きます。
恋愛・結婚・子育ても完備。終盤で父親と再会した際、少しぎすぎすしている父子の関係の間に結婚相手が入ってくれたのは、なんだか感動しました。ちなみにわたしはガストと結婚しました。でも、小学校の先生も美人さんだから、2周目があればそちらを選ぼうかな。
例えばバスストップや、バスそのものだったり、橋を架けたりエレベーターを作ったりと、依頼されるものが徐々に大規模になっていくのは面白かったですね。そして出来上がったものは実際に街に配置され、使うことが出来たり、街自体が便利になっていったり。まあ、シナリオのスケールも、段々大きくなっていって、途中からは先が気になる展開になりました。誰が味方で誰がスパイか判らない展開もあったりして。
ひたすら素材を集めてアイテムを作っているだけなのに、面白いんですよね。作業ゲーが好きな人にも、冒険や採掘が好きな人にもおすすめできます。
プラットフォームはSwitchとスマホアプリがあります。
わたしは先にSwitch版を遊んでいましたが、スマホアプリに移植されたのをきっかけに、再開して一気にクリアしました。
2021/04/21
WHAT THE GOLF?
とんでもないゴルフゲームを紹介します。
その名も、「WHAT THE GOLF?」
プラットフォームはNintendo SwitchもしくはiOSのApple Arcadeです。
わたしは後者で遊んでいます。
ゴルフゲームです。
いくつもの小さなステージを、ゴルフしてクリアします。
ゴルフボールを引っ張って、カップにイン。決められた手数内でインするよう求められるコースもあります。コース自体の仕掛けも千差万別。楽しいですね、飽きないですね、びっくりですね。
……ええ、中にはソファを飛ばしたり。
……お前どこかで見たことあるような……?
つまり、ただのゴルフゲーム、というよりは、何かを引っ張って弾いて動かして、ゴール地点を目指すゲームとなります。ゴルフとは何なんだ。
とにかく、色々なステージがあって楽しい。そしてクリアしたときに表示される一言コメントも好き。英語と日本語が表示されていますが、ローカライズがすごい。
たとえば「(C)OUCH」に対して「(ソ)ファッ!?」とか。すごくないです?
一応、シナリオらしいものもあるのですが……ゴルフに関する変なメッセージがいくつか表示されるのですが……まあそれはおいおいで。
2021/04/14
天穂のサクナヒメ
米を育てて強くなる!稲作シミュレーション付アクションRPG「天穂のサクナヒメ」を紹介します。プラットフォームはSwitchです。
稲を育てながら、多くのダンジョンを攻略してボスを倒し、シナリオが進んでいきます。
育てた稲を収穫するタイミングでのみ、主人公のサクナは強くなります。よって、ダンジョンばかり進んでいても、いずれ敵に勝てなくなり手詰まりします。というわけで、ガンガン稲を育てていきましょう。
病気や生長の段階など、細かく設定されているようで、やりこめばどこまでも美味しい稲が育つ、ようですが。普通に遊んでいる分には、そんなに気にしなくても進められます。冬に田起こしして、春に田植えをして、秋に刈り取って脱穀しての繰り返し。繰り返しの中にも、少しずつサクナが出来ることが増えていくので、段々稲作が楽になっていくのはよかったです。
あと、収穫の際の黄金色の田んぼ、綺麗ですよね。
綺麗なのは田んぼだけでなく、ダンジョンもです。
春夏秋冬の季節に応じて少しずつ変わるようで、これは秋の様子ですが、風情があってよくないですか?
アクション自体は、連打等で敵をぶっ飛ばすと、放物線上にいた他の敵に当たって大ダメージが入るのが、たいへん爽快で気持ちよい。必殺技もいろいろ覚えるのですが、わたしは周囲の敵を吹き飛ばす技ばかり使ってました。あと、地面から水の鯉が出てきて敵に当たるやつ。
ダンジョンや拠点となる田んぼの周りでは、様々な食材も手に入ります。
それらを組み合わせたり加工したりで、美味しい食事を作れるのも楽しい。収穫した米一つとっても、白飯から餅から煎餅からお酒まで。兎鬼の落とした兎肉を焼いて食べたり、白干しして長期保存したり煮凝りにしたり。その辺に生えてた蓬を摘んで草餅を作ったり。
新しい食材が手に入るとテンションが上がります。
ご飯が美味しそうで、敵を倒すのが楽しくて、稲作が程よく作業ゲーで、なかなか楽しいゲームでした。登場人物どうしのやりとりも軽快で好きでした。特にサクナときんたのやりとりは……!
2021/02/03
バディミッションBOND
2020/11/25
コンダクトトゥギャザー
余談ですが、100円だから取り敢えず買っておくっての、積みゲーが増える一因……。
●箱庭世界で
ステージクリア型のパズルゲームとなっているコンダクトトゥギャザー。
設置された線路の上を、電車を走らせて、決められた数の客を駅に運ぶとクリアです。電車自体は任意で止めたり動かしたりできますし、線路を切り替えて電車の行く先を変えることもできます。
海辺の町だったり、倉庫やトンネルが設置されていたりと、小さな世界で人や電車がわちゃわちゃ動く様が、見ていて可愛らしいし和みます。
ええ、簡単なステージなら、ね……。
●激突、再開、激突
まず、異なる電車どうしが同じ線路の上を走っていますから、例えばA列車を止めてB列車に集中しているうちに、C列車がやってきてA列車に激突します。例えば、A列車とC列車がそれぞれ反対方向に曲がろうとして、微妙に遅れただけで後方部分が接触して事故になります。
さらにタチが悪いのが、線路を横切る車の存在。この世界、踏切はあるが機能してませんからね……。
ま、激突するとそのステージをやり直しですが、再開はロード時間ほぼなしですから、失敗して調整して激突しての繰り返しが苦にはなりませんけどね!
●電車を集める
ステージをクリアすると色々な種類の電車が手に入ります。世界の電車です。日本からは新幹線が登場しています。あいにく電車には詳しくないので、単に模様替えぐらいの感覚ですが、十分楽しい。電車が停車するときの音が違いますし。おそらくそれぞれに準拠しているのでしょうけど。
これ、せっかく箱庭として可愛らしい動きをしているんですし、任意で線路作れるモードがあったらよかったのにな……。
2020/11/18
深世海
Apple Arcadeを始めたとき、前々から気になっていたので、真っ先に手を出したゲームでした。その名も、深世海。
迫りくる氷に住む場所を奪われた人間は、海中で生活を送るようになっていた。主人公も、そんな人間の一人で、ある日住処が氷に包まれたことで、否応なしに海の中へ追い込まれます。生きるために、深世海を探索する、アクションアドベンチャーゲームです。
スマホゲームなので、操作はちょっとしづらいですが、慣れてくると問題ありません。右半分でジャンプや掴まりや武器の射出を、左半分で移動を、といった感じです。
指で押さえている場所の分、視界が狭まるのはちょっと困りましたけど。
ひたすら海の中とはいえ、上層の方はまだ明るく、とにかく綺麗な中をあちこち泳ぎ回る楽しみがありました。ところどころに埋まっている鉱石を集めて、少しずつ装備をグレードアップさせて、どんどん下層へ。
途中、沈没船や鳥居もあって、目を楽しませてくれます。
道にはよく迷いますが、オートマップなので、行ったところとそうでないところが判るのが便利。取り敢えず、行ったことが無い場所に戻れば先には進めますからね。
そして最下層で待ち受けるもの……そのさらに最奥で、主人公が見たもの。出くわしたとある生物との戦いの結果で、エンディングが分かれるのですが、どちらも好きな結末でした。
道中、とにかく言語がないので(あるはあるのですが、印鑑に使われる古めかしい書体なので、ぱっとは読めない)、主人公に何が起きているのかは想像でつかんでいきます。
だからこそ、ところどころに隠された過去の映像や、朽ち果てた建造物は、こちらの想像力を刺激してくれて、単調な探索を実り多いものにしてくれました。
というか、それがあるからこそ、真実を求めて下層へ泳ぎゆくやる気を奮い立たされていたのかも。
ちなみにこのゲーム、Switch版もあります。上記のリンク先はSwitch版へのものです。
操作性を考えると、Switch版の方がやりやすいでしょうし、もっともっと深世海の世界に浸れそうです。
2020/11/11
スーパーマリオメーカー2
とはいえ、作ることは今のところはせず、もっぱら、遊ぶ専門です。
まず、ストーリーモード。ここは、ちゃんとメーカーの人がデザインされたコースが出てくるので、普通に遊んでいて楽しいです。1本のソフトで、マリオワールドからNewマリオブラザーズから、色々なソフトの新作コースを遊んでいるような、つまみ食い感覚が最高ですね。お得感たっぷり。
それに、コースをクリアすることによって集まったコインで、少しずつピーチ城が再建されていくので、コースクリアのモチベーションも十分です。順番だって、ある程度は自由ですしね。
次に、世界のコースモードにある、エンドレスでコースをひたすらクリアしていくもの。こちらは、完全ランダムで、コースが選ばれます。次にどんなコースが出てくるのか、まったく予想が出来ない。
2020/06/24
片道勇者プラス
とにかくさくさく動く!PC版片道勇者と遜色ない動きです。
元がフリーゲームだから当然ではありますが、フリーゲーム界隈でたまに耳にする良曲がSwitchで聴けるって点にも感動しました。
ゲーム自体も勿論面白いです。とりあえず魔王を倒すために右へ右へ旅をするわけですが、マップがランダムとはいえ、迷うようなマップではないので、とにかく広大な世界を進んでいくというシンプルさがいい。
たまに山脈に囲まれて身動きが遅くなったところを、左から迫りくる闇に呑まれてゲームオーバーにもなりますけどね。
ゲームオーバーになっても旅は無駄になりません。そこで手に入れた伝説ポイントを用いて新しい職業を開放したり、アイテムの持越しをしたり……何も考えずにプレイしても、繰り返すたびにずっと先まで探索できるようになるのはありがたいことですよ。
油断してると、炎系の攻撃を食らったときに、手持ちの爆弾に引火して汚ねぇ花火になりますけどね。
あとは押し出された先が溶岩で、無事即死したりとかね。
フリカツみたいにクラスがもっと増えたら、100点満点の120点とかなんですけどね!
2020/06/03
Graveyard Keeper
ある界隈で「汚い牧場物語」と呼ばれている意欲作Graveyard Keeperの紹介です。
これの発売、本当に長い間待ちました。はじめは2019年夏とか言ってましたよね?結局、Switch版が発売になったの、2020年2月でしたから……。
●やることが尽きない
●ドット絵が好み
●ゾンビありがとう
さあ、死体をさばけ、葬れ。教会と墓地を飾りつけ、信徒を得よ。時には美味しそうな料理を振る舞い、やがて自分の世界へ帰るのだ――!